抜け毛が増えた?今日からできるセルフチェック法

最近、シャンプーの時の排水溝や、朝起きた時の枕元の抜け毛が気になる…。そんな経験はありませんか。抜け毛は誰にでも起こる自然な現象ですが、その量や質に変化が見られたら、それは何らかのサインかもしれません。将来の薄毛を心配する前に、まずは自分でできる簡単な抜け毛チェック方法を試して、現状を把握することから始めましょう。まず、最も手軽なのは「抜け毛の本数を数える」ことです。人は1日に50本から100本程度の髪の毛が自然に抜けると言われています。シャンプー時やブラッシング時、枕元などに落ちている抜け毛を数日間集めてみて、1日あたりの平均本数を把握してみましょう。もし、明らかに100本を超える日が続くようであれば、注意が必要です。ただし、季節の変わり目や体調によって一時的に抜け毛が増えることもあるので、数日間の平均で判断することが大切です。次に、「抜け毛の質を観察する」ことも重要です。抜けた髪の毛をよく見てみましょう。健康な髪の毛は、根元にマッチ棒の頭のような丸い毛根がついており、ある程度の太さとハリがあります。しかし、細くて短い毛や、毛根が細く尖っていたり、毛根に白い付着物(皮脂など)がついていたりする場合は、ヘアサイクルが乱れていたり、頭皮環境が悪化していたりする可能性があります。特に、細く短い「うぶ毛」のような毛がたくさん抜けている場合は、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性型脱毛症)の初期症状である可能性も考えられます。また、「頭皮の状態をチェックする」ことも忘れずに行いましょう。鏡を使って、頭皮の色を確認します。健康な頭皮は青白い色をしていますが、赤みがかっていたり、黄色っぽかったりする場合は、炎症や血行不良、皮脂の過剰分泌などが起きている可能性があります。フケやかゆみ、湿疹などがないかも確認しましょう。指で頭皮を軽く押してみて、硬さや弾力もチェックします。硬く突っ張っているような場合は、血行が悪くなっているサインかもしれません。さらに、「髪の毛全体のボリューム感を比較する」のも有効です。定期的に鏡で自分の髪全体のシルエットや、分け目の幅、つむじ周りの地肌の透け具合などを確認し、以前と比べて変化がないかを意識してみましょう。

カテゴリー: AGA